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佐藤文庫(佐藤晃一)

 ドイツ文学者の佐藤晃一(さとう こういち、1914–1967)旧蔵のドイツ語・ドイツ文学関係の和・洋書1,590冊からなる。ドイツ現代文学関係の文献が多く、特にトーマス・マン(1875–1955)の作品および研究書は初期のものから網羅的に収集されている。
 佐藤晃一は1936年東京帝国大学独文科を卒業。旧制新潟高校、第一高等学校などの教授を経て、1962年東京大学教授に就任した。1967年日本独文学会理事長となった。トーマス・マンの研究で知られ、著書に『トオマス・マン論』(1948)、『トーマス・マンの世界』(1962)、訳書にトーマス・マンの『魔の山』(1955–1957)などがある。
 本文庫は1971年に収蔵され、洋書に関しては『佐藤文庫目録』(1975)が刊行されている。なお、同目録は図書館ホームページの「一橋大学附属図書館所蔵文庫・コレクション・特殊資料紹介」で公開されている。

<http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/bunko/bunko.html>

事項:

Japanische Germanistik; ドイツの文学; ドイツ語学; マン、トーマス(1875–1955); 佐藤晃一 文学、ドイツの

専門分野:

文学

所蔵機関:

一橋大学附属図書館

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http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/index_Ja.html


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