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大沢文庫(大沢章)

 国際法学者の大沢章(おおさわ あきら、1889–1967)旧蔵の洋書1,770冊からなる。主に国際法、法思想史、宗教史の基本書から構成されている。
 大沢章は1915(大正4)年東京帝国大学法学部を卒業後、一旦内務省に入るが、辞職して1919年国際連盟の随員として渡欧。当地での任務が終了するとパリ大学で3年間法学を学んだ。1923年新設の九州帝国大学法文学部の教授に就任するために一時帰国したが、文部省在外研究員として再度渡欧し、さらに3年間滞在した。帰国後、1946(昭和21)年まで九州帝国大学で国際法・国際私法の講座を担当した。著書に『国際法秩序論:統一的法秩序の中に於ける国際法秩序の法律的地位について』(1931)などがある。
 本文庫は1970年に収蔵され、『大沢文庫目録』(1977)が刊行されている。なお、同目録は図書館ホームページの「一橋大学附属図書館所蔵文庫・コレクション・特殊資料紹介」で公開されている。

<http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/bunko/bunko.html>

事項:

国際法; 国際私法; 大沢章; 日本の法制史; 法制史; 法制史、日本の 法哲学

専門分野:

法律学

所蔵機関:

一橋大学附属図書館

〒186-8602 東京都国立市中2-1
Tel.: 042-580-8235
Fax: 042-580-8251
http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/index_Ja.html


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