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関東地方 |
筑波大学附属図書館
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フンボルト:新大陸の赤道地方への旅行記
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ドイツの地理学者アレクサンダー・フォン・フンボルト(1769–1859)が、1799~1804年に植物学者エメ・ボンプラン(1773–1858)と共に南米の赤道地方を探検旅行した際の報告書『新大陸の赤道地方への旅行記』(1805–1839)35冊が収蔵されている(フランス語版、一部英訳を含む)。本文庫に所蔵されているのは、オリジナル版ではなく、1971年にアムステルダムとニューヨークで復刻されたものであるが、報告書が全部揃えられている点で貴重である。同書の内容は、南米と中米の自然・政治・文化に関するもので、特に動物学・植物学・植物地理学に関する記述が全体の約半分を占めている。 アレクサンダー・フォン・フンボルトはカール・リッター(1779–1859)と共に近代地理学の祖と呼ばれている。フンボルトはベルリンで生まれ、ゲッティンゲン、フライブルクなどの大学で地質学を学び、鉱山技師になった。しかし、まもなく辞職し、学術探検家、地理学者、博物学者として活躍した。中南米と中央アジアを探検旅行したのちは、1804年から1827年までパリに住んで著述に専念。1827年以降はベルリンに移り、1830年国王の顧問官としてフリードリヒ・ヴィルヘルム3世と4世に仕え、政治や学術・文化の行政面で活躍した。地理学、生態学、気候学、海洋学などの幅広い領域に業績を残し、他の著書に地球の自然の秩序を描いた『コスモス』(全5巻、1845–1862)などがある。 本文庫は1984年度に購入された。目録として『フンボルト:新大陸の赤道地方への旅行記』(1985)が刊行されており、図書館ホームページでも目録が公開されている。
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<http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/collection-syokai.html>
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事項:
フンボルト、アレクサンダー・フォン;
ボンプラン、エメ;
リッター、カール;
動物学、南米の;
南アメリカの動物学;
南アメリカの植物学;
南米の動物学;
南米の植物学;
地勢学;
植物学、南米の;
歴史地理学
自然地理学
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| 専門分野:
動物学;
地理学
植物学
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所蔵機関:
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筑波大学附属図書館
〒305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1 Tel.: 029-853-6051 Fax: 029-853-6021 http://www.tulips.tsukuba.ac.jp
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