ドイツの民事訴訟法学者フリードリヒ・シュタイン(1859–1923)旧蔵の洋書6,810冊からなる。内容は、民法、商法、民事訴訟法、破産法、刑法等、法律全般に関する図書、雑誌、小冊子などから構成される。 シュタインは、ブレスラウ、ベルリン、テュービンゲン、ライプツィヒの各大学で学び、1882年に博士の学位を取得した。1890年に助教授となり、1896年にハレ大学で教授に就任した。定年退職後はライプツィヒ大学で客員教授を務めた。民事訴訟法、破産法、刑法などを専門とし、ルートヴィヒ・ガウップ(1832–1901)とフリードリヒ・シュタインの民事訴訟法注釈書はよく知られている。 本文庫は1926年に受け入れられ、『シュタイン文庫目録』(1936)が刊行されている。
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