英国の舞台演出家、舞台装置家、演劇理論家のエドワード・ゴードン・クレイグ(1872–1966)の旧蔵書、手沢本、手稿本、木版画、版木、水彩画、蔵書票等2,022点(洋書)が収蔵されている。 クレイグは20世紀芸術劇場運動の先駆者として世界的影響を与え、日本においても明治末期から大正期にかけての新劇運動に大きな影響を与えた。彼はロンドンに生まれ、はじめ俳優として働いたが、のち演出家兼舞台装置家に転じた。1906年イタリアに移り住み、演劇雑誌『マスク』(1908–1929)を創刊。『演劇芸術論』(1911)、『前進する演劇』(1921)などを著した。 本文庫の目録として『ゴードン・クレーグコレクション目録』(1983)が刊行されている。
〒584-8540 大阪府富田林市錦織北3-11-1 Tel.: 0721-24-1015 Fax: 0721-24-1176 http://www.ohtani-w.ac.jp/daigaku/index.html