法学者の末延三次(すえのぶ さんじ、1899–1989)旧蔵の和書9,201冊、洋書7,571冊からなる。内容は英米法関係を中心に、法律、政治から文学、歴史、芸術まで多岐にわたる。 末延三次は日本の英米法研究を確立し、この分野において長く指導的役割を果たした。1923年東京帝国大学法学部を卒業。1928~1931年イギリス・アメリカへの留学を経て、1932~1960年東京大学教授を務めた。この間1953~1960年は附属図書館長を兼任した。退官後は立教大学教授を務めた。また、比較法学会初代理事長、日米法学会代表理事などを歴任した。 本文庫は1990年に遺族から寄贈された。目録として『末延文庫目録』(洋書編、和書編、1992)が刊行されている。また図書館OPACでキーワード「末延文庫」にて検索可能である。
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