関東地方  |  東京大学史料編纂所図書室

正親町家本

 藤原氏北家閑院流の洞院(とういん)家の庶流、正親町(おおぎまち)家に伝えられた公家史料約600点(和書)からなる。朝廷の儀式に関するものが多い。書籍だけではなく文書を多く含み、朝廷関係の絵図面なども相当数存在する。
 正親町家は洞院公守(とういん きんもり、1249–1317)の次男実明(さねあき、1274–1351)を祖とし、江戸時代の家禄は350石。明治維新後の1884年、正親町実正(おおぎまち さねまさ、1855–1923)のとき伯爵を授けられた。
 本蒐書は実正の長男の正親町公和(おおぎまち きんかず、1881–1960)より譲り受けた。目録として『正親町伯爵家旧蔵書目録』が作成されている。

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事項:

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専門分野:

歴史学

所蔵機関:

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