関東地方 |
東京大学経済学部図書館
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エンゲル文庫(クリスチャン・ロレンツ・エルンスト・エンゲル)
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ドイツの統計学者クリスチャン・ロレンツ・エルンスト・エンゲル(1821–1896)の旧蔵書1,124冊からなる。内容は鉱山学、冶金学、栄養学を中心に多岐にわたる。 1900年に、当時ミュンヘン大学に留学中だった統計学者の高野岩三郎(たかの いわさぶろう、1871–1949)が、ライプツィヒの書店からエンゲルの蔵書14,000冊が売りに出されたことを知って東京大学のために、これを購入した。1923年の関東大震災の際、そのほとんどが焼失したと信じられていたが、1970年代後半に地下書庫の中から1,000冊あまりが発見され、経済学部に返ってきたコレクションである。 エンゲルはフライブルクの鉱業専門学校で採鉱冶金学を学び、のち統計学に転じた。ザクセン王国統計局長、プロイセン王国統計局長を歴任し、ドイツの統計行政のみならずヨーロッパ諸国の統計制度の発展のために指導的役割を果たした。所得の増加につれて家計支出に占める食費の割合は小さくなるという「エンゲルの法則」を定式化したことで有名である。 本文庫の目録として『Classified catalogue of Engel’s library』(1984)が作成されている。
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<http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp>
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事項:
Ernährungs- und Haushaltswissenschaft;
エンゲル、クリスチャン・ロレンツ・エルンスト;
冶金学;
栄養学;
消費統計;
統計学;
鉱山学
高野岩三郎
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| 専門分野:
経済学
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所蔵機関:
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東京大学経済学部図書館
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