社会学者の林恵海(はやし めぐみ、1895–1985)旧蔵の社会学関連の和書402点、洋書575点(独語111点、英語256点、仏語145点、その他63点)、未刊行論文36点からなる。 林恵海は東京帝国大学を卒業後、同大学文学部教授となり、日本社会学会会長を務めた。専門は農村社会学と人口論である。著書に『ジンメル・社会学方法論の研究』、『人口理論:研究と方法』、『農家人口の研究』、『独逸人口農本論』などがある。 本文庫開設の諸経費は、林恵海から教えを受けた弟子たち57名から集められた醵金によって賄われた。文学部社会学研究室に所蔵されており、『林文庫蔵書目録』(1989)が作成されている。
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