東京大学の法学部、経済学部、社会科学研究所の教官により構成された占領体制研究会が、「占領政策が日本の法律、政治、経済に及ぼした影響の実証的研究」をまとめるために収集した和書5,000冊、洋書1,300冊からなる。 1945年8月14日にポツダム宣言を受諾し無条件降伏した日本は、宣言に基づき連合国の占領下におかれた。以後1952年4月28日のサンフランシスコ平和条約発効までの約7年間、連合国最高司令官総司令部(GHQ)による占領政策が実施された。米国のダグラス・マッカーサー(1880–1964)元帥が最高司令官に任命され、GHQの指令を日本政府が実行する間接統治方式が取られた。 本文庫は東京大学法学部図書室に所蔵されている。『日本占領文献目録』(日本学術振興会、1972)には、同図書室を含めた18図書館に収蔵されている日本占領期関連文献の目録が収録されている。
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