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東京大学総合図書館
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ルター・コレクション(マルティン・ルター)
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ドイツの宗教改革者マルティン・ルター(1483–1546)の著作の初版本30冊(洋書)からなる。 ルターはドイツのアイスレーベンに生まれ、大学で法律を学んだのち、エルフルトのアウグスティヌス会修道院に入った。1507年に司祭となり、ヴィッテンベルク大学で哲学と聖書学を講義した。1510年から1511年にローマへ派遣され、その地で目撃した聖職者の腐敗に衝撃を受ける。1512年ヴィッテンベルク大学で神学博士号を取得し、同大学の聖書学教授に就任した。1517年ローマ法王が免罪符を売りだしたことに反対してルターが「95カ条の論題」を発表すると、広く議論が巻き起こり、これを発端に宗教改革が始まった。ルターは破門され、ザクセン選帝侯フリードリヒによりワルトブルク城にかくまわれたが、この間に『新約聖書』を原典のギリシア語からドイツ語に訳した。1522年に市民紛争が起こったため、ルターはヴィッテンベルクに戻り、不穏分子を戒め、不法と圧政の両方に断固として反対し、町の平穏を取り戻した。まもなくドイツ農民戦争(1524–1526)をめぐる論争に巻き込まれるが、農民が暴力に訴え始めると、これに抗議し諸侯側にたった。1525年修道生活から還俗したカテリーネ・フォン・ボーラ(1499–1552)と結婚。生涯で多くの著作を残した。 本文庫は図書館OPACでキーワード「ルター・コレクション」にて検索が可能である。
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<http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/guide/collection.html>
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事項:
エラスムス、デシデリウス・フォン・ロッテルダム;
カトリック教会;
キリスト教;
ドイツの神学;
プロテスタント教会;
ボーラ、カテリーナ・フォン;
ルター、マルティン;
宗教改革;
教会史;
神学、ドイツの
聖書学
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| 専門分野:
神学
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所蔵機関:
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東京大学総合図書館
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