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春曙文庫

 平安中期の女流文学者清少納言(せい しょうなごん、966頃–没年不詳)と、その著作『枕草子』(『枕冊子』と書くこともある)に関する資料を中心に、平安文学の貴重書約1,100冊(和書)が収蔵されている。元・相愛大学教授の田中重太郎(たなか じゅうたろう、1917–1987)の旧蔵書を中核として、元・相愛大学学長の今小路覚瑞(いまこうじ かくずい、1898–)の旧蔵書、図書館所蔵の図書が追加され、春曙(しゅんしょ)文庫が創設された。
 田中重太郎は京都市に生まれ、1959年に相愛女子短期大学国文科教授に就任。1984年相愛大学人文学部創設に際して同学部の日本文化学科教授となった。『枕草子』の研究を専門とし、著書に『枕草子の精神と釈義』、『校本枕冊子』、『枕冊子全注釈』などがある。
 本文庫の目録として『春曙文庫目録:和装本編』(1993)が刊行されている。

<http://www.soai.ac.jp/>

事項:

『枕草子』の研究; 今小路覚瑞; 古代文学、日本の; 平安時代; 文学、日本の; 文学、日本の古代; 日本の古代文学; 日本の文学; 清少納言 田中重太郎

専門分野:

文学

所蔵機関:

相愛大学・相愛女子短期大学図書館

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