主に18~19世紀のドイツにおける社会主義およびアナーキズム(無政府主義)の歴史に関する図書と小冊子類約2,920点(洋書)からなる。ドイツの愛書家が多年にわたり収集したコレクションを購入した。マルクス・レーニン主義の主流思想だけではなく、社会主義思想形成の初期のアナーキズム、労働運動、革命思想をはじめ、後期の社会主義批判、修正主義の各派、さらにキリスト教的社会主義、民族・国家主義的社会主義、シオニズム的社会主義等まで網羅されている。鎮圧法時代の議会議事録や報告書、政党や組合の各種文書、各派の小冊子や宣伝文等、今日では入手し難い資料が多く含まれる。 目録として『Socialism in Germany』がある。