社会学者の米田庄太郎(よねだ しょうたろう、1873–1945)の旧蔵書で、理論社会学関係の和・洋書3,150冊からなる。 米田庄太郎は奈良英和学校を卒業後、1895年欧米に留学。コロンビア大学でフランクリン・ヘンリー・ギディングス(1855–1931)に学び、コレージュ・ド・フランスでガブリエル・ド・タルド(1843–1904)に師事した。帰国後、1902~1914年同志社大学教授を務めた。その間1907年から京都帝国大学講師として教壇に立ち、1920年同大学教授に就任した。欧米の社会学を日本に紹介し、科学としての社会学の確立に尽力した。また高田保馬(たかた やすま、1833–1972)などの門下生を輩出した。
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