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東京大学史料編纂所図書室

〒113-0033 文京区本郷7-3-1
Tel.: 03-5841-5962
Fax: 03-5841-8425
http:// www.hi.u-tokyo.ac.jp/tosho/tosho.html

コレクション:

池田家記録

 江戸時代に旗本を務めた池田家の史料約600点が収蔵されている。
 池田家は岡山藩主池田家の家臣であったが、池田姓を許され、大坂の陣後に1万石の大名となり、陣屋を播磨国新宮村(現・兵庫県新宮町)に構えた ...

維新史料引継本

 第二次世界大戦前に文部省維新史料編纂会が収集した、明治維新に関する史料約2万点である。維新史料編纂会は1911(明治44)年に勅令によって設置され、幕末維新期の史料収集と史料集の編纂を行った。編纂は孝明天 ...

裏松家記録

 江戸時代の堂上公家(新家)の裏松(うらまつ)家旧蔵の史料約1,000点からなる。
 裏松家は藤原氏日野流の烏丸家の庶流で、名家の家格である。烏丸光賢(からすまる みつかた)の次男資清(すけきよ)を祖とし ...

正親町家本

 藤原氏北家閑院流の洞院(とういん)家の庶流、正親町(おおぎまち)家に伝えられた公家史料約600点(和書)からなる。朝廷の儀式に関するものが多い。書籍だけではなく文書を多く含み、朝廷関係の絵図面なども相 ...

大島氏寄贈本(大島雅太郎)

 蔵書家の大島雅太郎(おおしま まさたろう、1868–1948)より寄贈された和書267冊からなる。兵学、築城関係の典籍および絵図類のほか、近世大名の書状等十数点の古文書が含まれる。大島は日向国(現・宮崎県)延岡 ...

大判座後藤家本

 金工の後藤四郎兵衛(ごとう しろべえ)家伝来の史料のうち、主に江戸時代の大判座に関する史料891点からなる。
 後藤四郎兵衛家は室町幕府第8代将軍足利義政(1436–1490)に仕えた後藤祐乗(ごとう ゆうじょ ...

押小路家本

 藤原氏北家閑院流の正親町三条(おおぎまちさんじょう)家の庶流である押小路(おしこうじ)家(大外記をつとめた中原氏流の押小路家とは別家)に伝えられた書籍類630点余りからなる。儀式関係の史料や物語などを ...

外務省引継本

 江戸幕府の外国奉行所文書を中心とする史料群が収蔵されている。明治維新に際して旧幕府時代の外交史料を接収した明治政府は、幕府編纂の『通信全覧』(320巻、1859年から1860年までの外交文書)のあとを引き継ぎ、1 ...

勘解由小路家本

 藤原氏北家日野流の一門で烏丸(からすまる)家の庶流であった勘解由小路(かでのこうじ)家に伝えられた公家史料135点が収蔵されている。天皇の元服や法会(ほうえ)など朝廷の儀式に関する史料が多い。勘解由小 ...

加納家本

 近世大名の加納(かのう)家の旧蔵史料約400点(和書)が収蔵されている。
 加納氏は徳川家康(1542–1616)に仕えるが、のち家康の十男頼宣(よりのぶ、1602–1671)に付けられて紀州(紀伊)徳川家の家臣となった ...

菊池本(菊池大麓)

 明治・大正期の数学者菊池大麓(きくち だいろく、1855–1917)旧蔵の和書615冊、洋書104冊からなる。
 菊池大麓は、幕末の蘭学者箕作阮甫(みつくり げんぽ、1799–1863)の女婿となった箕作秋坪(みつくり しゅ ...

胡堂文庫(野村胡堂)

 小説家、音楽評論家の野村胡堂(のむら こどう、本名:長一 おさかず、1882–1963)の旧蔵書である。武鑑類を中心とした江戸期の史料761点(和書)が収蔵されている。
 野村胡堂は東京帝国大学法科を中退後、191 ...

近藤重蔵遺書

 江戸時代後期の北方探検家、近藤重蔵(こんどう じゅうぞう、重蔵は通称、名:守重 もりしげ、1771–1829)の著書および収集史料約760点(和書)が収蔵されている。内容は著述稿本、文書、記録、書状、考証資料、 ...

史談会本

 明治中期に史談会が写本の形で収集した幕末維新期の史料である。1831(天保2)年から1871(明治4)年にかけての史料約2,500冊が収集されている。史談会は1889(明治22)年に旧藩の史料編纂に携わった関係者を中心に設立 ...

島津家文書

旧薩摩藩主の島津家に伝えられた平安時代から幕末維新期にいたる中・近世文書17,000点余(和書)からなる。
 島津家は鎌倉時代から江戸時代まで九州を支配した有力大名であった。鎌倉時代に薩摩、大隅、日向の3国 ...

宗家史料

 江戸時代に対馬藩主を務めた宗(そう)家の記録類2,947点(和書)からなる。
 宗氏は南北朝時代後期に対馬島主・守護となり、室町時代には朝鮮との外交上重要な役割を果たした。16世紀後半には朝鮮貿易をほぼ独 ...

徳大寺家史料

 中・近世の堂上公家(清華家)の徳大寺(とくだいじ)家旧蔵の史料4,400点(和書)が収蔵されている。
 徳大寺家は藤原氏北家閑院流で、平安時代末期に藤原公実(ふじわらの きんざね、1053–1107)の子、実行( ...

伏見宮家本

 室町時代から続いた宮家である伏見宮(ふしみのみや)家の記録類690点からなる。
 宮家とは、皇族で天皇から宮号を賜った家のことをいい、平安末期に親王家が宮号を称したことに始まる。親王とは701(大宝1)年 ...

益田家文書

 石見国(現・島根県西部)の豪族益田家に伝来した中世から近代までの史料約7,600点が収蔵されている。
 益田家は平安時代後期に石見国司として赴任した藤原国兼(ふじわらの くにかね、生没年不明)を祖とし、 ...

松平乗全関係資料

 江戸幕府の老中を務めた松平乗全(まつだいら のりやす、1794–1870)の旧蔵史料392点からなる。
 松平乗全は三河国(現・愛知県東部)西尾藩主で、1848~1855年と1858~1860年の2度老中を務めた。史料は老中在職中の ...

溝口家旧蔵本

 江戸時代に越後国(現・新潟県)新発田(しばた)藩の藩主を務めた溝口(みぞぐち)家に遺された藩関係史料449冊(和書)からなる。中心は江戸時代後期の藩主直諒(なおあき、1799–1858)が隠居後、1850年頃から1858 ...

林家旧蔵書

 林羅山(はやし らざん、1583–1657)を祖とする林家(りんけ/はやしけ)旧蔵の史料約2,000点(和書)からなる。
 林家は、江戸時代に12代にわたり幕府の教学を担当した儒者の家系である。初代の林羅山は、徳川 ...

ルボン家資料(フェリクス・フレデリック・ジョルジュ・ルボン)

 明治政府がフランスから招いた砲兵技術者フェリクス・フレデリック・ジョルジュ・ルボン(1845–1923)大尉が残した資料134点が収蔵されている。ルボンに関する資料のほか、生産技術関連資料、建物関連資料、カタロ ...


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