イギリスの経済学者ウィリアム・スタンリー・ジェヴォンズ(1835–1882)の著作ならびに彼の研究に関する重要文献、全56点からなる。 ジェヴォンズは、カール・メンガー(1840–1921)、レオン・ワルラス(1834–1910)と共に、限界効用理論を基礎に経済学の体系を樹立し、近代経済学の創始者の一人といわれる。著書『経済学の理論』(1871)の中で、ジェヴォンズは数学的手法を駆使して限界効用理論を展開し、経済学における限界分析の発展に寄与した。今日の数理経済学の草分け的存在である。 本文庫の目録として『ジェヴォンズ・コレクション』(1995)が刊行されている。
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