関東地方  |  東京大学文学部英語英米文学研究室

市河文庫(市河三喜)

 大正・昭和期の英語学者市河三喜(いちかわ さんき、1886–1970)旧蔵の言語学、英語学関係の洋書1,200冊が収蔵されている。
 市河三喜は、1909(明治42)年東京帝国大学言語学科を卒業。1912(大正1)~1916年英国をはじめとするヨーロッパと米国に留学し、英語や各国の言語学に関する本を精力的に収集した。帰国後も収集を続け、その数は5,000部を超えたが、1923年の関東大震災で一部が焼失。市河自身が作成した目録『Catalogue of the library of Sanki Ichikawa』(1924)では、焼失した資料にアスタリスク(*)がつけられている。1920年東京帝国大学英文科の日本人初の教授となり、日本英文学会の初代会長、日本シェイクスピア学会会長を歴任し、日本の英語・英文学界の発展に指導的役割を果たした。退官後は財団法人語学教育研究所の所長および理事長を務めた。著書の『英文法研究』(1912)は日本における本格的英語研究の端緒となった画期的著作であり、『研究社英語学辞典』(1940)は英語学界の指針となった。ウィリアム・シェイクスピア(1564–1616)の翻訳や注釈書も多い。
 本文庫は文学部英語英米文学研究室に所蔵されており、目録として上述の市河自身が作成した目録がある。

<http://www.l.u-tokyo.ac.jp/lib/search.html#bunko>

事項:

イギリスの英語学; イギリスの言語学・文学; シェイクスピア、ウィリアム; 市河三喜 言語学、イギリスの

専門分野:

言語学

所蔵機関:

東京大学文学部英語英米文学研究室

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http://www.l.u-tokyo.ac.jp


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